ファミリーキャンプは夏に特に人気があり、その際、飲み物や食材を冷やすためにクーラーボックスが欠かせませんね。
市場には様々なブランドから多様なクーラーボックスが登場しており、選ぶ際に迷ってしまうこともあるでしょう。特に重要なのは、その保冷力です。
また、食材によってはニオイが気になることも。お手入れが簡単でニオイがつきにくいクーラーボックスを選ぶこともポイントです。
これからクーラーボックス選びのコツをわかりやすく解説します。
クーラーボックスの保冷力を賢くチェックする方法
クーラーボックスは、キャンプでの飲み物や食材の冷却に不可欠です。冷蔵庫がないアウトドアでの活動において、これが重要な役割を果たします。特に夏の暑い日には、その重要性が増します。
クーラーボックスの製品情報には通常「保冷日数」と記載されており、これは製品が一定の温度で氷をどれだけ長く保持できるかを示します。ただし、実際に使用する環境では、外気温や開閉の頻度によって保冷効果は変わります。
そのため、表示されている保冷日数の約半分を実用的な目安と考えると良いでしょう。
例えば、保冷日数が5日と記載されていれば、実際には約2日間効果が期待できると見積もることができます。
クーラーボックスの選び方:ハードタイプとソフトタイプの活用法
クーラーボックスには、主にハードタイプとソフトタイプの2つのバリエーションが存在します。
ハードクーラーは一般に保冷力が高いため、長時間のキャンプや野外活動に適しています。
一方、ソフトクーラーは軽量で持ち運びが容易であり、日常の買い物や短時間の使用に最適です。
キャンプの際には、メインとしてハードクーラーを使用し、飲み物専用など、サブとしてソフトクーラーを活用するのも一つの方法です。
この使い分けにより、さまざまなシチュエーションに対応することが可能になります。
クーラーボックスのサイズ選び、どれが適切?
キャンプで「これもあれも」と思うと、つい大きなクーラーボックスを選びがちですが、大きければ大きいほど、必要な保冷剤も増えます。適切なサイズ選びが重要です。
例えば、4人家族の1泊2日のキャンプなら、30~50Lのクーラーボックスが適切です。長いキャンプや大人数でのキャンプでは、追加のソフトクーラーボックスを利用するのも一案です。
クーラーボックスのサイズは、計画するキャンプのスタイルや期間に合わせて選びましょう。
クーラーボックスの効果的な使い方
頻繁な開閉を避けましょう!
クーラーボックスの保冷力を保つためには、蓋の開閉を最小限に抑えることが大切です。
頻繁な開閉は内部の温度を上げてしまいます。食材や飲み物の出し入れを計画的に行い、開閉回数を減らす工夫をしましょう。
さらに、クーラーボックスの上に断熱材を置くことで温度上昇を抑えることができます。
食材を保冷剤として活用!
クーラーボックスを効率良く使うには、食材や飲み物を保冷剤代わりにする方法もあります。
たとえば、飲み物のペットボトルを凍らせておくと、保冷剤としても活用できる上、解凍後は飲み物としても楽しめます。
ただし、容器が破裂しないように、適切な量で凍らせることが重要です。
直射日光は避けて!
クーラーボックスを直射日光の下に置くと、保冷力が大幅に低下します。
キャンプ場に到着したら、クーラーボックスを日陰に移動させるか、反射材で覆うなどして、直射日光を避けましょう。
これだけで、保冷力を格段に高めることができます。
クーラーボックス、選び方と活用法まとめ
クーラーボックスはキャンプだけでなく、ピクニックや運動会など、多様なシーンで活躍します。
そのため、保冷力やサイズ、タイプを考慮して、自分たちのライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
場合によっては、大きなハードタイプと小さなソフトタイプの併用が便利です。