キャンプといえば、自然の中でテントを設営し、心地よい風を感じながらアウトドアクッキングを楽しむことは欠かせませんよね。
昔は飯盒でご飯を炊いたり、カレーを作ることが多かったですが、最近ではキャンプ料理もグレードアップしています。
今では、見た目も美しく、味もおしゃれで美味しい料理がキャンプ場でも楽しめるようになりました。
あなたが作りたいと思う様々な料理に挑戦してみませんか?キャンプで作りたい人気の料理ベスト20をご紹介します。
家族や友人の意見を参考に、次のキャンプでのメニューを豊かにしましょう。
飯盒でごはんをおいしく炊く方法
飯盒を使ったご飯炊き、学生の頃に体験した方も多いのではないでしょうか?
時にはお米が硬かったり、底が焦げたりと、思うように炊けなかった経験もあるかもしれません。そんな時の失敗から学び、美味しく炊くコツをお伝えします。
飯盒は元々軍隊で使用されていた弁当箱で、屋外での使用に適しています。適切なサイズの選び方が大切で、ファミリー向け3~4人なら4合炊きが基本です。
飯盒の形状は独特で、湾曲しているため、内蓋と外蓋を使って米の量を測ることができます。
飯盒でのご飯炊き手順
1.米の計量
まずは、必要な量の米を正確に計量します。飯盒のサイズに合わせて、適量を炊くことが大切です。
一般的な飯盒であれば、通常は4合まで炊くことができます。
2.米を洗う
飯盒の中で米を入れ、適量の水を加えてよく洗います。水を何度か交換し、水が透明になるまで研ぎます。
これにより、米の余分なでんぷんが取り除かれ、べたつきを防ぎます。
3.水を加える
洗った米に対して、適切な水の量を加えます。水の量は、炊く米の量やお好みの硬さによって調整してください。
飯盒には通常、内側に目盛りがついており、それを目安に水を入れることができます。
4.浸水させる
米を洗った後、水に30分から1時間ほど浸水させます。
これは特に重要で、季節によっても異なります(夏は短め、冬は長め)。米が水を吸うことで、炊き上がりがふっくらとします。
5.火加減を調整する
炊飯を始める際には火加減が重要です。以下のように設定しましょう
弱火:飯盒の底に火が届かない程度
中火:飯盒の底に火がちょうど触れる程度
強火:飯盒の側面まで炎が上がる程度
6.炊き始め
最初は弱火~中火でゆっくりと炊き始めます。水が沸騰し始めたら、強火にして、水分が吹きこぼれないように注意しながら、蓋をして蒸らします。
蓋が踊るようになったら、石などの重しを蓋の上に置きます。
7.火を弱めて蒸らす
水分が少なくなり、蒸気が減ってきたら火を弱めます。この時期に焦げる匂いに注意し、匂いがする場合はすぐに火から下ろしてください。
焦げることなく、美味しいご飯が炊けたサインです。
8.蒸らし
炊き上がったら、飯盒を逆さまにして蓋を下に10分ほど置き、蒸らします。これにより、米が均等に蒸気を吸い、ふっくらとした食感に仕上がります。
これらのステップに従って、飯盒でご飯を炊くと、キャンプでの食事が格別なものになるでしょう。
火傷には十分注意し、炊飯中は飯盒が非常に熱くなるため、軍手などの保護手袋を使用することを忘れないでください。
次のキャンプでこの方法を試してみて、美味しいご飯を楽しんでくださいね!
キャンプクッキングの成功の秘訣:基本をおさえて美味しく安全に
キャンプでのクッキングは、家のキッチンとは異なり、いくつかの制約があります。
そこで、楽しく美味しく食事をするための基本的なポイントをおさえておくことが重要です。まずは、複雑な料理に挑戦する前に、簡単でおいしい定番メニューから始めましょう。
特に、暑い季節の屋外では衛生管理にも特に注意が必要です。安全で美味しい料理を心がけることが、何よりも大切です。
キャンプでの定番料理たち
カレーライス:ザ定番
キャンプと言えばカレーライスが思い浮かびますね。最初は複雑なスパイス使いよりも、簡単で美味しいカレーを目指しましょう。
市販のルーを使うと手軽で、失敗も少ないです。野菜は家で事前にカットし、ジップロックに入れて持参すると、調理がぐんと楽になります。
BBQ:炭火で美味しく
BBQもキャンプの醍醐味です。カットした野菜や、あらかじめ下茹でしたコーンやジャガイモをアルミホイルで包んで持参すると便利です。
焼き肉のたれを凍らせて保冷剤代わりにするという小技もおすすめです。ただし、容器が割れないように注意してくださいね。
焼きおにぎり:簡単ご飯
焼きおにぎりは、メインの料理としてはシンプルですが、キャンプにはぴったりのスナックです。
家で事前にご飯を炊いておにぎりにし、アルミホイルで包んでおくと、BBQの際に網の横で簡単に焼き上げることができます。
具材を変えることで、さまざまな味わいを楽しめますよ。
これらのポイントを抑えて、キャンプクッキングでのに挑戦してみてください。おいしくて安全な料理で、キャンプをもっと楽しいものにしましょう。
キャンプ料理初心者のための簡単アイデア!市販品で失敗知らず
キャンプ料理に挑戦するのは楽しいけれど、初心者には少しハードルが高いかもしれませんね。
そこで、手軽に美味しく作れる市販品を活用するコツをご紹介します。これなら、どんな時でも安心して楽しめますよ!
餃子:ビールのお供に最適!
「キャンプで餃子?」と思うかもしれませんが、冷えたビールとの相性は抜群です。
もし他の料理が上手くいかなくても、焼くだけの冷凍餃子があれば大丈夫。お子様にも喜ばれるので、一石二鳥です。
クラムチャウダー:缶詰で手軽に
クラムチャウダーは美味しいですが、キャンプでアサリを使って一から作るのは大変ですし、夏場は特に保存が心配。ここは市販のクラムチャウダーの缶詰を活用しましょう。
ミネストローネやコーンスープなど、お好みの缶詰を選んで、メイン料理に集中できます。
ピザ:フライパンで簡単美味しい
キャンプ場にオーブンはないですが、スキレットやフライパンがあればピザが焼けます。こだわりを持ってピザ生地から作るのも良いですが、初心者は市販のピザ生地から始めてみてはいかがでしょうか。
お好みの具材を自宅で準備して持参すれば、手間なく美味しいピザが楽しめます。
トッピングしたら、フライパンでチーズが溶けるまで焼くだけ。サラダやスープを添えれば、豪華な一食が完成します。
これらの簡単レシピで、キャンプクッキングの楽しさを十分に味わってくださいね!
キャンプで簡単!事前準備できるノンファイヤー料理
キャンプで料理をする際、火を使わないレシピは準備も片付けもラクラクです。
お家で材料を事前に準備しておけば、キャンプ現地で簡単に美味しく楽しめますよ!
生春巻き:カラフルでヘルシー
オシャレで見た目も鮮やかな生春巻きは、サラダ感覚で楽しめる一品です。
スモークサーモンや茹でエビと、千切りにしたニンジンや大根をジップロックに入れて持参します。キュウリや水菜、パクチーを加えると、さらに彩り豊かに。ライスペーパーはそのまま持ち、現地で水で湿らせて巻くだけ。
スイートチリソースを小瓶に入れて持参すると、食べるときに便利です。
ホットドッグ:キャンプの定番をアレンジ
ホットドッグは、事前に用意したパンとソーセージを持っていきます。
キャベツは、現地で千切りにするか、家でカットして持っていくのも良いでしょう。
カレーパウダーで味付けしたキャベツのソテーもおすすめです。キャンプ場でソーセージとキャベツをパンに挟み、アルミホイルで包んで温めると、外はカリッと中はジューシーに仕上がります。
焼けたら、ケチャップやマスタードを添えてどうぞ。
冷しゃぶサラダ:さっぱりとした夏向けサラダ
こってり料理が多いキャンプ食の中で、冷しゃぶサラダは新鮮な変化をもたらします。
レタス、キュウリ、ミニトマトは冷やしておき、現地で茹でた豚肉を冷ましてから野菜の上に盛り付けます。お好みのドレッシングをかければ、爽やかでヘルシーな一品が完成します。
これらのレシピで、火を使わずともキャンプで美味しい料理を楽しむことができます。事前準備が成功の鍵です!
夏キャンプの涼味レシピ:冷たい料理でリフレッシュ
夏のキャンプで熱くなった体を冷ますのにぴったりな冷たい料理をご紹介します。簡単に作れて、食べると一気に涼しさを感じられるレシピばかりです!
冷やしそうめん:シンプルでクールダウン効果抜群
夏のアウトドア活動後にぴったりの冷やしそうめんは、暑い日のランチやスナックに最適です。
事前にそうめん、つゆ、好みの薬味を準備しておき、現地で茹でて冷水で冷やすだけ。
そうめん流し器を使えば、食事がさらに楽しくなりますよ。
生ハムサラダ:手軽でおしゃれな一皿
カットするだけで簡単に作れる生ハムサラダは、見た目も美しく、大人から子どもまで幅広く楽しめます。
ビールやワインにもよく合うため、大人のキャンプにもぴったり。レタス、トマト、キュウリをクーラーボックスで冷やしておき、食べる直前に生ハムと一緒に盛り付けましょう。
ドレッシングはコンビニで売られている小袋をいくつか持参すると、味のバリエーションが楽しめて便利です。使い切りサイズなので、帰りの荷物も減らせます。
これらのレシピで、夏のキャンプをもっと楽しく、美味しく過ごしましょう。準備は簡単で、食べるときには心も体もリフレッシュできること間違いなしです!
朝食で元気をチャージ!キャンプで楽しむ朝食レシピ
朝食は一日の活動に必要なエネルギーを得るためにとても重要です。キャンプでの朝もしっかりと美味しい食事をして、一日を元気に過ごしましょう。
チーズリゾット:朝から豪華に
キャンプの朝にピッタリなチーズリゾットは、家で事前に準備することで簡単に作れます。玉ねぎとニンニクをみじん切りにし、レンジで加熱しておきます。ベーコンはカリカリに炒めて、これも一緒に持参。
キャンプ場では、これらを鍋に入れ、水を加えて煮立たせた後に残りご飯を入れて温めます。
最後にコンソメで味付けし、チーズをたっぷり加えて完成。温かくてお腹に優しい朝食が簡単に楽しめます。
ハムエッグ:シンプルだけど満足
朝食の定番、ハムエッグはキャンプでも簡単に作れるおすすめメニューです。
フライパンでハムを焼いた後、その上に直接卵を割り入れて焼きます。塩とコショウで味付けし、焼きたてをトーストの上にのせるだけ。
マヨネーズやケチャップを添えれば、手軽に楽しめるおいしい朝食になります。
朝がゆ:やさしい味で一日をスタート
食べ過ぎた翌日の朝には、シンプルながら栄養豊富な朝がゆがおすすめです。
残りご飯を使って、お鍋で煮込むだけ。塩昆布や梅干し、鰹節、たくわん、海苔、わさびなど、家から持参したトッピングを加えると、一層美味しくなります。
味のバリエーションを楽しみながら、ゆっくりと一日を始めましょう。
これらの朝食レシピで、キャンプの朝も豊かで楽しいものにしましょう。どのレシピも準備が簡単で、美味しく、一日の始まりにふさわしいメニューばかりです。
キャンプで楽しむ!簡単おしゃれな煮込み料理
キャンプでの食事は手軽でありながら、たまには少し特別なものを楽しみたいものです。
煮込むだけの簡単レシピで、いつものカレーに変わる美味しい料理をご紹介します。
ビーフストロガノフ:ちょっぴり豪華なキャンプ食
家族が「またカレー?」と言ったら、ビーフストロガノフで一新しましょう。
牛薄切り肉に塩コショウをして、小麦粉をまぶします。玉ねぎとニンニクを炒めたら、そこに牛肉とマッシュルームを加えてさらに炒めます。
ケチャップと赤ワインで風味を加えた後、サワークリームでまろやかに仕上げます。
ご飯と一緒に楽しむことで、普段のカレーライスとは違った特別感が味わえます。
煮込みハンバーグ:キャンプで手軽に洋食を
超簡単ながらも味は本格的な煮込みハンバーグ。市販のハンバーグとレトルトのナポリタンソース、しめじを用意し、これらを鍋に入れて煮込むだけ。
最後にパセリやチーズを振りかければ、レストランの味がキャンプ場で再現できます。
鶏肉とトマトの煮込み:彩り豊かな一皿
鶏モモ肉、玉ねぎ、ピーマンを事前にジップロックに入れて持参します。キャンプ場でオリーブオイルで鶏肉と野菜を炒め、カットトマトの缶詰を加えて煮込みます。
コンソメ、塩、コショウで味を調え、パセリを振ることで見た目も美しく仕上がります。
これらの簡単でおしゃれな煮込み料理で、キャンプの食事をさらに楽しく、美味しく充実させましょう。
手間をかけずに美味しい料理が完成するので、キャンプの時間をもっと有意義に過ごすことができますよ。
キャンプで楽しむ!おやつタイムのおすすめレシピ
キャンプでは活動の合間におやつも楽しみたいものですね!
事前準備があれば、キャンプ場で手軽にできるスイーツのレシピをご紹介します。
焼きリンゴ:火を使って甘くて温かいおやつ
家で事前にリンゴの芯をくり抜き、バター、砂糖、シナモンを混ぜ合わせたフィリングを詰めます。
それぞれのリンゴをアルミホイルで丁寧に包んで、クーラーボックスに入れて持参しましょう。
BBQの際に網の横に置いて、途中で向きを変えると、食事が終わる頃にはジューシーな焼きリンゴが完成しています。
スモア:アメリカ生まれのキャンプデザート
「スモア」とは焼いたマシュマロとチョコレートをクラッカーやビスケットで挟んだアメリカンスタイルのデザートです。
焼マシュマロがチョコを溶かし、それをクラッカーで挟むだけで完成!簡単で楽しいので、キャンプの夜にぴったりです。
ホットワイン:涼しい夜に体を温める
夏の終わりや秋のキャンプにおすすめのホットワインは、体を芯から温めてくれます。
適量の赤ワインを温め、砂糖少々とシナモンスティックで味を調えます。パウダーシナモンでも大丈夫。
星空の下で、ホットワインを片手に過ごす夜は、特別な時間になることでしょう。
まとめ
キャンプでの料理は、準備をしておくことで格段に楽になります。
お家のキッチンとは異なり、すべてが揃っているわけではありませんが、シンプルな方法で美味しいものが作れます。
キャンプは、一緒に作り、一緒に食べることで、どんな料理も特別な味わいになります。
ハードルを高く設定せず、楽しみながら美味しい時間をお過ごしください。