いよいよ憧れのファミリーキャンプを始める時が来ました!キャンプといえば、まずはテントが大切ですよね。
テントはキャンプでの家となるもの。しっかりしたテントがあれば、いざという時も安心して過ごせます。
アウトドアでは、天候の変化や予期せぬ出来事がつきもの。そんな時でも、頑丈なテントがあれば、心強いです。
そこで、安心してキャンプを楽しむためのテント選びのコツをご紹介します。
人数に合わせたテント選びのポイント!
テントを選ぶ際の基本は、何人で使用するかという点です。
実際に行く人数が決まったら、「実際に行く人数+1人分」を目安にテントを選ぶと良いでしょう。
慣れないテントでの就寝ですから、少し余裕を持たせた方が、よりリラックスして眠れます。
また、テントは眠るだけでなく、荷物の収納やテーブルを置くスペースとしても使います。
だからこそ、少し広めのテントを選ぶと快適に過ごせます。
テントの種類はいろいろ!あなたにぴったりの一つは?
テントにはさまざまなタイプがあるので、好みや目的、人数に合わせて選ぶのが大切です。
テントは決してお安い買い物ではないので、じっくり選んで自分にぴったりの一つを見つけましょう。
ドーム型テント
定番中の定番、ドーム型テントです。ポールを交差させて強度を出す構造なので、初心者や女性でも一人で簡単に設営できます。
テント内の広さも程よく、一人用から多人数用までさまざまなサイズが揃っています。
多くのブランドから販売されているため、初心者から上級者まで幅広く使える選択肢が豊富です。
2ルーム型テント
名前の通り、一つのテントを二つの部屋に分けられる2ルーム型テントは、近年人気が高まっています。リビングスペースと寝室を分けて使えるので、快適なキャンプが楽しめます。
高さがあるものも多く、圧迫感がないため、広々と使えます。
ただし、設営にはドーム型テントより時間がかかり、二人以上での作業が必要です。初心者には少し難しく、価格も高めです。
ティピー
ティピー、またはモノポールテントは、中央に一本のポールを立てるだけのシンプルな構造が特徴です。とんがり屋根が印象的で、キャンプ場でも目を引くデザインです。
設営が簡単で、初心者にもおすすめです。天井部も開閉式なので、空気の入れ替えがしやすいですが、雨天時にはタープと併用するのが良いでしょう。
ワンタッチ型テント・ポップアップ型テント
ワンタッチ型テントは、傘のように広げるだけで簡単に設営できます。初心者にとって使いやすいですが、一般的なテントより重く、故障時の修理が難しい点がデメリットです。
ポップアップ型テントは、収納袋から出すだけで数秒で設営できますが、収納時に嵩張ることと、撤収にコツが必要なため、初心者には少し難しいかもしれません。
ロッジ型テント
ロッジ型テントは、その名の通り、しっかりとしたロッジのようなデザインが特徴です。居住空間が広く、壁が垂直に近いため、無駄のない空間が確保できます。
1970年代までは主流でしたが、収納サイズが大きく重いため、一時は廃れていました。最近ではグランピングブームにより再び注目されていますが、
初心者やファミリーキャンプにはあまり適していません。こんなテントもあるんだ、と知ってもらえれば嬉しいです。
テント選びのポイントをおさえよう
ここまで、さまざまなスタイルのテントをご紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか?
最後に、テントを選ぶ際に注目すべきポイントをお伝えします。
雨の日でも安心して過ごせるように、テントの耐水圧を確認しましょう。耐水圧とは、防水性能の基準で、アウトドア用のレインウェアなどにも表示されています。
目安としては、地面に接するグランドシートが2000㎜以上、屋根のフライシートが1500㎜以上が理想です。
まとめ
テントを手に入れたら、立派なキャンパーの仲間入りです。どのテントを選んでも、一度お庭や公園で設営を試してみることをおすすめします。
事前に練習しておくと、キャンプ当日に焦らずスムーズに設営できますよ!