キャンプ道具を揃えると、予想以上にお金がかかりますよね。できるだけ節約したいけど、テントマットって本当に必要なの?
キャンプで寝るとき、寝袋を直接地面に置いていませんか?それだと地面の凸凹が身体に響いて寝心地が悪くなり、寒さも直に感じてしまいます。
ここでは、テントマットの役割と選び方のポイントをご紹介します。
テントマットが必要な理由
地面の凸凹をカバー
「寝袋さえあれば大丈夫!」なんて思っていませんか?実際には、地面の凸凹が背中に当たって寝心地が悪く、ぐっすり眠れません。
テントマットは地面の凸凹を吸収して、快適な睡眠をサポートしてくれます。
寒さや湿気から守る!
「夏のキャンプなら地面に直接寝ても涼しくて気持ちいいかも!」と思うかもしれませんが、それは大きな誤解です。
地面からじわじわと上がってくる冷気や湿気は、体にダメージを与えます。
テントマットは断熱性が高く、地面からの冷気や湿気をシャットアウトしてくれます。
マットには「R値(熱抵抗値)」が表示されており、数字が大きいほど断熱効果が高いことを示しています。
テントマットの種類を選ぼう!
手軽さNo1の銀マット
銀マットは、発泡性生地にアルミシートが張ってあるシンプルなマットです。
お手頃な価格と、くるくる巻くだけ、折りたたむだけの簡単な収納方法が魅力です。
春から初秋のキャンプには十分な断熱効果があります。寒い時は銀面を上に、暑い時は銀面を下にして使用すると効果的です。
収納性はマットの厚さと収納形式によって異なります。
オールシーズン使えるウレタンマット!
ウレタンマットは、1年中使える便利なアイテムです。真夏や真冬など過酷な条件で使用する場合は、合成樹脂製の高断熱・高性能のウレタンマットを選びましょう。
丈夫で多少かさばりますが、意外と軽いものもあります。高い断熱性と地面に簡単に敷ける点がおすすめポイントです。
寝心地抜群!エアマット!
エアマットは、空気を入れて膨らませるタイプで、寝心地が抜群です。
収納性も良く、空気を入れていない状態で持ち運びできます。ただし、空気の出し入れにはポンプやエア注入器が必要で、撤収時には空気を抜く手間があります。
寝心地を重視する方にはおすすめですが、空気の入れ過ぎによる破裂には注意が必要です。
簡単に膨らむインフレーターマット
エアマットの寝心地はいいけれど、空気の出し入れが面倒という方には、インフレーターマットがおすすめです。バルブを緩めるだけで自動的に膨らむので、とても簡単です。
最終的な調整は自分で行う必要がありますが、寝心地を確認しながら調整できます。
収納には少しコツがいりますが、慣れれば問題ありません。
テントマット選びで押さえておきたいポイント!
1+1=2以上の効果
このタイトルだけでピンときたあなたは天才です!って、さっぱりわかりませんよね?
つまり、一種類のテントマットだけでは不十分なところもありますが、重ね使いすることで効果が倍増する、という意味なんです。
まずは手軽に銀マットやウレタンマットを買って、重ねて使うといいですよ、という裏技のご紹介です。
エアマットは冬でも使える?
寝心地抜群のエアマットは、厚みがあって冬でも快適と思われがちですが、そうとは限りません。キャンプ用のエアマットは断熱効果がないものも多く、地面の冷気が伝わりやすいです。
冬にエアマットを使いたいなら、R値の高い登山用を選ぶと良いでしょう。
エアマットはコンパクトに収納できる?
エアマットの魅力は、空気を抜くととてもコンパクトになる点です。持ち運びや収納が楽になります。
ただし、すべてのエアマットがコンパクトになるわけではありません。
特に極厚タイプは収納サイズが大きく、重さも増します。購入時には、収納サイズと重さをチェックしましょう。
まとめ
テントマットの重要性、理解していただけましたか?
テントマットがあるとないとでは、キャンプでの睡眠の質が大きく変わります。だからこそ、テントマットは必須アイテムです。
初めは手軽な銀マットから始めても大丈夫です。